書籍目録

『日本における銀行概要』

著者不明

『日本における銀行概要』

1902年 ブリュッセル刊

APERÇU GÉNÉRAL DE BANQUES au JAPON.

Bruxelles, Imprimerie van Assche & Cie, 1902. <AB2018129>

Sold

17.5 cm x 26.8 cm, pp.[1(Title)-5], 6-24, Original paper wrappers.
旧蔵機関の押印あり。

Information

明治後期の日本の銀行業について考察した小論

 本書は、1902年にブリュッセルで刊行された小論で、日本銀行をはじめとした日本の主要な銀行業の概要と規模などについて簡潔にまとめた文献です。中央銀行である日本銀行だけでなく、当時民間最大の金融機関として威容を誇っていた横浜正金銀行や、日本勧業銀行、農工銀行など、当時に日本経済にとって極めて重要な役割を果たしていた代表的銀行が取り上げられて分析されています。本書がどのような文脈をもって作成、刊行されたものであるのかについては不明ですが、日清戦争に勝利し、日露戦争へと向かう中で日増しに存在感を増していく日本の経済活動について分析するために作成されたフランス語資料として、非常に興味深いものです。

タイトルページ。旧蔵機関による押印あり。
目次、日本銀行を始め、横浜正金銀行、日本勧業銀行、農工銀行など、当時に日本経済にとって極めて重要な役割を果たしていた代表的銀行が取り上げられて分析されている。
本文冒頭箇所。
横浜正金銀行を論じた記事冒頭部分。