書籍目録

『日本の紡績産業についての報告』

ルース

『日本の紡績産業についての報告』

1928年 ハーグ刊

Roos, W. H.

DE JAPANSCHE KATOENINDUSTRIE. (VERSLAGEN EN MEEDEELINGEN VAN DE AFDEELING HANDEL EN NIJVERHEID VAN HET DEPARTMENT VAN ARBEID, HANDEL EN NIJVERHEID. JAARGANG 1928, NO. 1)

Hague, Algemeene Landsdrukkerij, 1928. <AB202101>

Reserved

17.0 cm x 24.0 cm, pp.[1(Title.)-3], 4-209, Original papaer wrappers.
裏表紙の一部に欠損あるが、本文の状態は良好。

Information

オランダ神戸領事による詳細な統計数字を交えた、日本の基幹産業についての詳細な報告書

第1章:日本の綿花産業の現状と生産能力
第2章:日本の繊維工場
第3章:日本における綿布の漂白、染色 、印刷技術
第4章:日本における綿製品の製造
第5章:日本における綿糸と綿製品の輸出
第6章:業界団体、出荷条件
第7章;綿糸と記事の輸入関税
第8章:原綿、毛糸、それらによる製造品の価格
第9章:製造等に関わるコスト、条件
第10章:日本の綿花産業における労働力
第11章:工場法(労働法)、労働時間、夜間労働の廃止、労働検査
第12章:日本の綿花産業の財務状況
第13章;中国における日本の紡績工場
第14章:結論と今後の展望

表紙。ごく簡単なやや厚手の紙装丁。
タイトルページ。
目次①
目次②
目次③
前書き。本書が産業報告書として神戸領事を務める著者から提出されたものであることが分かる。著者独自の分析と報告からなる本書だが、おそらく関係者に配布されたもので、一般に販売されなかったと思われる。
本文冒頭箇所。
豊富な統計データと著者による解説と分析が展開されている。
大日本紡績(現ユニチカ)を筆頭として紡績産業に関わる主要な日本企業の分析もなされている。
裏表紙の一部に欠損あり。